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高校生のための本紹介

頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく チサン・チョードリー著 レビュー

頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく チサン・チョードリー著 

 

 


 

 

ユダヤ人も華僑も凌駕する「ジュガール」の法則

著者のサチン・チョードリーさんはインドから日本に来て仕事をするも言葉の壁や差別などを受けていた。

 

しかし、印僑の大富豪から「ジュガール」の教えを受けたことが大きな転機に。


今ではインドだけでなく日本でも数々の事業を成功に導いている実業家。


そんな著者が教えている「ジュガール」の法則。


中でも取り入れたいと思ったのはお金に対する考え方。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」


ネガティブな考えが無駄に自分を苦しめている。

 

お金の問題もシンプルに考えると解消される。

 

重要なのは、失敗を恐れず「いざとなればなんでもできる」という気持ち。

 

日本人は特にリスクを取らない傾向にあると思うが、ジュガールでは「失敗するリスク」よりも「やらないリスク」を回避する。


また、お金は「友達」のように大事なものである。

 

今まで読んだ本でもしょっちゅう言われてるのが、日本人はお金を「悪」だと思っていること。

 

お金の話ばかりしていると意地汚いと思われるし、お金持ちには裏で悪いイメージがもたれたりしてしまう。


みんなお金は好きなのに。😂


お金は人間関係と似ていて、いくら友達がいても困らないように、いくらお金があっても困らない。

 

また、「誰かを嫌いに思っていると、その人からも嫌われる」というのがよくあるが、お金も同じ。

 

お金を「悪」だと思っている人にはお金は寄ってきてくれない。


日本のお金に対する教育もそう。


"印僑の子供達は、お母さんに、お金に対して次のように言って聞かされています。

 

「ほら、あのお金持ちを見なさい。あの人は投資をして財を成したのよ。すごいわね。」

印僑の人間は、お金をたくさん持つことを「良し」としている。"


「お金がなくても、愛さえあれば幸せ。」

と日本人はよく言っているが、日本人の離婚原因の上位には、「生活費が足りない」「浪費癖がある」などがランクインしている。

 

さらに、日本での自殺の動機の第2位は「経済的な理由」。
"お金をたくさん持っていることが悪いことではなく、むしろお金がないことが悪い状況を生んでいる。"


読んだ瞬間から今の生活に取り入れることができる法則がいくつもあります。
うまくいかないことがある人は1度読んでみては🇮🇳🇮🇳🇮🇳

 

 

積ん読を無くす方法を紹介

積ん読を無くす方法とは

 

 

買ったけどなかなか読まなくて読んでない本が積まれていく……

 

こんな「積ん読」をしている人は多いのではないでしょうか。

 

今回は、積ん読を少なくするために私が実践している方法を紹介します!

 

1、買ったら目次とまえがき・あとがきだけをみる

だいたい積ん読本に追加される本って買われたらすぐに積まれますよね。

それだと、その本にどんなことが書いてあるかも分からないし、そもそも読む気にならないと思います。

そこで私が実践している方法は、

「買ったら目次とまえがき・あとがきだけまず読んでみる」

という方法です。

目次をみるとその本の中身がだいたい理解できるし、まえがきにはその本の目的、あとがきには全体的な結論が書かれているからです。

1度この部分を読んでから積ん読するだけで、効果があるのです。

人間は隙間が空いていると埋めたくなる生き物です。

本の最初と最後を読むとその本文も気になって読み始めてみるということにつながります。

読み始めてみたら、もうその本は積ん読からおさらばです。

読み始めて、面白い、気に入った本ならそのまま読み続ければいいし、つまんないと感じたならそこで読むのをやめればいいからです。

読みたくない内容の本を読んでも頭に入ってこないし、スラスラ読むこともできません。

これだと時間も労力も無駄なので、読む本と読まない本の区別をつけることも大切ですね。

積ん読解消のポイントは、

「まずは読み始める」

ことです。

そして読み始めるためには、

「本の最初と最後を読んでおく」

ことが大切です。

 

2、そもそも積ん読は悪いことじゃない!

積ん読って聞くと、どうしても悪いイメージがあると思います。

 

しかし、実は積ん読には「良い積ん読」と「悪い積ん読」があリます。

ここで説明する良い積ん読とは、普段の生活で目にするところに置いてある積ん読です。

積ん読本が部屋の片隅だったり箱の中にしまってあるものは悪い積ん読に当てはまります。

 

良い積ん読にはもちろんメリットがあります。

それは、

「毎日タイトルを目にすることで、その本に対する親しみが湧いてくる」

からです。

毎日の生活の中で見える位置に積ん読本が置いてあると、いやでもタイトルが目に入ってきますよね。

タイトルが難しいせいで、なかなか読む気にならない本は結構あると思います。

 

しかし、タイトル部分だけでも何度も何度も目にするうちに、だんだんと親しみが湧いてくるものです。

その本との距離が縮まってくると、今度は、その本に対して気になり始めます。

「どんなことが書いてあるのだろう」「このタイトルの意味はなんなんだろ」

など、これらのプロセスがあるからこそ、その本を読むきっかけが生まれるのだと思います。

 

積ん読本が一向に減らないという人は、本が普段目につかない位置に置いてある人が多いでし。

良い積ん読にするためのオススメの本棚も紹介しておきますね。


 

第一歩として、タイトルだけでも眺められる位置に積ん読本を移動してみましょう。

 

まとめ

今回は2つの積ん読対策を紹介しましたが、2つ目で紹介したように、積ん読は悪いことではないと思います。

欲しい本を買って、読みたくなったら読む。

読み始めるきっかけを作ってあげると、積ん読がみるみる減っていきますよ!

 

 

 

 

 

誰でもできる速読方法を紹介!

今回は、本のレビューではなく読書の仕方について紹介していきたいと思います。

 

まずは、自分がこの読書スタイルをつくるに当たって参考にした書籍を紹介します。

 

  • どんな本でも大量に読める「速読」の本 

 

  • 遅読家のための読書術

 

  • 瞬読 1冊3分で読めて、99%忘れない読書術
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  • 速読日本一が教える すごい読書術

 

 

主にこちらの4冊の本を参考にしています。

ちなみに、この中で1番おすすめの本は、宇都出雅巳著の「どんな本でも大量に読める「速読」の本」ですかね。

 

最近自分で「なんか本読むスピードが上がってきたな〜」って感じることがよくあります。

だいたい1冊平均1時間あれば読み切ることができるぐらいです。

遅読家のための読書術で目安として紹介されている「毎週6冊」がなんとか達成できている感じですね。

 

今回は「速読」について紹介するのですが、速読に対して、「眼を猛スピードで動かす」とか「そのページをぼんやりとみて理解する」だとか、信じられないようなものがイメージとしてあるのではないでしょうか。

それもそのはず、速読術を紹介している本では、「1冊5分で読める!」とか、「1日に10冊読める!」など、普通の人には到底無理なものを掲げていますよね(笑)

 

今回は、速読の方法を紹介しますが、結論からいうと速読に1番大切なものは、

「語彙数」

です。

そして、速読をできるようになるための練習方法は、

「とにかく本を読むこと」

です。

 

人間は、わざわざ全文を読まなくても何が書かれているのかが分かります。

 

例えば、ラーメン屋さんに行ってメニューを見た時を想像してみてください。

「味噌ラーメン」

これをわざわざ

「み・そ・ラー・メ・ン」

という風に1文字1文字読む人はいませんよね。

「味噌ラーメン」という文字を全体で捉えて何が書かれているのかを判断していると思います。

実は、これが「速読」なんです。

 

しかし、これは味噌ラーメンという言葉をすでに知っているからできるものです。

 

次に紹介する言葉を味噌ラーメンのような方法で読めるでしょうか。

「月夜に釜を抜く」

このことわざは、不注意なことや油断していることを例えた意味なのですが、これを一瞬で理解できる人は少ないと思います。

それは、「月夜に釜を抜く」ということわざがあなたの頭の中に入っていないからなんです。

 

速読の大前提として、書かれている言葉が知らないと速読をすることは不可能です。

 

どれだけビジネス書を1冊3分で読める人でも、

「隴西の李徴は博學才穎、天寶の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性狷介、自ら恃む所頗る厚く、賎吏に甘んずるを潔しとしなかった。」
中島敦山月記」冒頭) 

これを速読できる人はいないでしょう(笑)。

 

速読に必要なものは、「語彙数」です。

 

とにかく知っている語彙の数を増やさなければ、読むスピードをあげることはできません。

宇都出雅巳さんは、本の中で「30分あればどんな本でも速読できる」

と紹介しています。

その方法はこうです。

  1. まずは目次を2分で10回見る
  2. 「まえがき・あとがき」を5〜6分で10回見る
  3. 本文は見出しの拾い読みから入る(5分で3回転)
  4. 残りの15分で自分の気になった箇所、言葉を中心に回転読みする

これで計30分です。

目次には、本の情報が詰まっています。また、その本の中にあるキーとなる言葉が多く登場します。しかし、目次は抽象的な言葉が多くなかなか理解できないことがあるかと思います。ここで、ゆっくりじっくり読んでしまうのではなく、何回も回転する中でだんだん理解できればいいという気持ちでとにかく高速回転で読むことが大切です。

5回転もすると、本全体の流れや情報を把握することができます。

 

次は、まえがき、あとがきです。なぜ最初に読むのかというと、まえがき・あとがきにはその本の目的や最終的な結論がまとめられているからです。ここを回転して読むことで、本文の中で必要な語彙数とストックすることができます。まえがき・あとがきを読むときも、「見る」というイメージを忘れないようにしましょう。

 

その後いよいよ本文に入っていくのですが、まずは見出しを回転して読みます。

見出しには、その見出し後の本文のキーワードとなる語彙が多く使われているので、本文の内容もなんとなく理解するこことができます。イメージとしては、新聞を読むような感覚です。新聞を読むときには気になる見出しを見つけてそこの本文を読むという人が多いと思います。本もそのように、サッと目を通すぐらいの感覚で読むことがポイントです。

 

残りは15分ですが、ここまでの作業で本に関する語彙のストックは貯められているので、本文を読むスピードが格段に早くなります。あとは、さらに回転を続けて、もっと細かいところに入っていくだけです。「全体ー部分」と交互に回転することが本文を理解するためのポイントです。

 

この方法は30分で読めると紹介していますが、必ずしも30分で終わらせる必要はないと思います。

速読は、知っている語彙が多ければ多いほど速くなるので、速く読み終わる本ほど新しく学ぶ語彙数は少ないということです。

 

読みたい本がどんどん積まれていって溜まっている人が多いと思います。

そのような方は、悪循環に陥る前に、ぜひこの速読の方法を試してみてください。

 

大切なのは、1冊でも多くの本を読むことです。

本を読めば読むほど語彙数が増えて、次の本を読むスピードが速くなります。

その積み重ねが「速読」に繋がっています。

 

書籍 使っても減らない5つのお金のルール レビュー

 

 「使っても減らない 5つのお金のルール」黒木陽斗

 

 

シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する使っても減らない5つのお金のルール

シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する使っても減らない5つのお金のルール

 

 

今回は、こちらのビジネス書を読んだのでレビューしていきたいと思います。

 

 

1、本の内容

 

まずは、この本にはどんなことが書いてあって何を学ぶことができるのかを紹介します。

 

「ビジネスエリートは何にお金を使うのか。」

 

もうすでに気になりますよね(笑)

あ、ちなみに「ビジネスエリート」とは「一流企業で働いている優秀な社員」のことを指しています。

 

それでは内容をみていきましょう。

本書では次の5つのルールが紹介されていました。

今回はその中から気になったルールを2つ紹介します!

 

ルール1「時間を買う

 「時間を買う」。なんだか、理解できそうで理解できない言葉ですよね。

この章の中でいくつかの例が紹介されていましたが、その中からわかりやすかった例を1つ紹介します。

 

「みなさんは仕事での移動は電車ですか?それともタクシーですか?」

 

実は、日本でも海外でもほとんどのビジネスエリートの回答は「タクシー」です。

 

ではなぜビジネスエリートはタクシーを使うのでしょうか。

費用を比べると、タクシーは電車の何倍もかかるはずです。

やはりビジネスエリートはお金持ちだから…

実はそうでもないのです。

ビジネスエリートは費用を比較してタクシーを選んでいるわけではありません。

 

では何で選んでいるのかというと、

「時間を買う」

なのです。

 

タクシーとは、いわば「移動する個室」です。

車内でもバリバリ仕事をすることができます。

取引先と電話をしたり、パソコンを使って資料を作成したりなど…

 

しかし、比べて電車はどうでしょうか?

 

前に座る人も両隣に座る人も他人…

仕事に集中なんてできませんよね。

 

1日は24時間しかありません。

ビジネスエリートたちは、その限られた時間の中でどれだけ仕事をすることができるのかを常に考えているのです。

 

しかし!

タクシーを使うからといって、車内で何もしなければそれはただのお金の無駄です。

大切なことは、その時間を仕事に使えるということですね。

 

 

 

ルール2「ノウハウを買う」

まず、ノウハウとは一言でいうと「知識」のことです。

 

「知識を買う」とは一体どのようなことなのでしょうか?

 

「あなたは何から情報を得ていますか?」

 

情報を得る手段はたくさんありますよね。

例えば、新聞やテレビのニュース、最近ではスマートフォンを使っても簡単にニュースを見ることができますよね。

 

この質問に対するビジネスエリートの答えは

「インターネットの情報」

です。

しかし、インターネットの情報だったらどんなものでも良いというわけではなく、

主に次のようなルールがあるそうです。

  1. お金を払わないと見れないニュース
  2. 海外メディアのニュースサイト

です。

「え?ニュースなら無料で見れるものがたくさんあるのに、どーしてわざわざお金を払ってまでニュースを見る必要があるの?」

「やっぱりお金持ちだから…」

 

これにもしっかりとした理由がありました。

 

まず、なぜお金を払わないと見ることができないニュースを見るのかというと、

「お金になる情報を得るにはお金がかかる」

からなのです。

 

「あぁ〜」って思いました(笑)

 

ビジネスエリートが収集している情報は、マスコミが流している以上の情報です。

無料のニュースだと誰でもその情報を得ることができますよね。

 

次に、なぜ海外のニュースなのでしょうか?

 

「英語のニュースを見ているとかっこいいから…」

なんて、違いますね。(笑)

 

その理由は、

 

「海外のニュースは日本では取り上げられないニュースを多く取り上げているから。」

 

なのです。

 

さらに、

「海外から見た日本」のニュースをチェックすることで視野が広がるから

という理由もあるそうです。

 

やっぱり、英語を読めることって大切なんですね…。

 

さらに、この章では「読書」についても書かれていました。

 

ビジネスエリートは読書から知識や経験を得ているそうなのです。

 

ビジネスエリートは、大量の本を高速で読んでいます。

 

「でも、本に載っている情報って遅いんじゃないの?」

 

って、思いますよね。

しかし、これにもしっかりと理由がありました。

 

本には、遅いからこそ生まれる価値があるのです。

 

本を1冊描き上げるには、かなりの時間と知識、経験が必要ですよね。

 

しかし、本を1冊読むことは1日〜3日あればできます

 

そうです。

これほど費用対効果の高いものは本の他には何もないのです。

 

やはり、これからも読書を続けて行こう!と思いましたね。

 

 

2、感想

なぜ今回私がこの本を読もうと思ったのかというと、題名に引かれたからです。

「使っても減らない5つのお金のルール」

単純にめちゃめちゃ気になりますよね。

「使っても減らない」なんて、普通に考えると矛盾してますから。(笑)

 

でも、読み終わった時には

「だからお金持ちはお金が増え続けるのか」

と納得することができました。

 

お金には「生き金」と「死に金」があります。

 

簡単に説明すると、「生き金」とは

「お金を使ってお金を増やす」

というお金の使い方です。

 

そして対象に「死に金」とは

「使った途端に価値が下がる」

というお金の使い方です。

 

あなたは「生き金」と「死に金」のどちらを多く使っていますか?

 

日本人の多くはお金を「死に金」としか使えていません。

 

「死に金」として使うような教育しかされていないことに原因があるのでは…と思いますけど…。

もっと正しいお金の使い方に関する教育をすべきだと改めて感じました。

 

私はまだ高校生なので、「ほっ」としました。

今からいくらでもお金の使い方を試したり、挑戦することができますからね。

 

でも、本を読んで「そーだったの!?」って初めて思うことって案外たくさんあります。

 

だからこそ、まだこれからどうにでもなる高校生にいろんな本を読んで欲しいですね。

 

この本は、題名こそ「使っても減らない5つのお金のルール」ですが、

中身からは、多くのお金以外のことも学ぶことができました。

 

どれもこれも間接的にはお金に関係してくるのだと思いますが、

人からの信用についてだったり勉強法だったりと今の生活に大きく関わっているものばかりでした。

 

この本に限らず、本を読んで得た知識はすぐに実戦しようと思います。

 

いくら本を読んでもそれを実戦しないで溜め込んでいては、なんのために本を読んでいるんだ〜ってなりますよね。(笑)

「まずはやってみる」

これを今後の読書に生かしていきたいと思います!

 

この本、読みやすいし、得る情報、知識がたっぷり詰め込まれています。

 

是非1度、お読みあれ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書籍「思考を整え集中力を高める練習」まとめとレビュー

「思考を整え集中力を高める練習 

~世界のエリートがやっている『マインドフルネス』の秘密」


 今年も終わりがもうすぐそこまで迫ってきていますね。今年一年を振り返ってみると、たくさんの記憶がよみがえってきますね!
 さて、今年一年の中でどれだけストレスを感じてきたでしょう(笑)
 現代でストレスを感じないビジネスヒューマンはそうそういない…
 来年こそは時間に追われない生活を!仕事を!

 今回はそんなビジネスヒューマンの悩みを解消してくれる一冊の書籍に出会ってしまいました(笑)できるだけ短く、概要をまとめてみました。是非ご覧ください!

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内容まとめ


1. アテンション・イズ・マネーの時代


・ひと昔前まではタイム・イズ・マネーの時代だった。
 ↓
 「アテンション・イズ・マネー」~人々の注目をいかに集めるかが収益につながる。
→有名なもの、注目を集めるものが評価される。内容の優劣とは必ずしも関係しない。
 (現アメリカ、トランプ大統領が分かりやすい例)

 

2そもそもマインドフルネスって?


・辞書~今この瞬間の自分自身の精神状態に深く意識を向けること。また、そのために行われる瞑想。
 大企業が積極的に取り入れている。(GoogleFacebookapple 等)


・マインドフルネスによって得られる効果 
 ①注意力や集中力、持続力
 ②冷静な判断力
 ③自己肯定感が高まる
 ④感情に翻弄されない心
 ⑤共感力、周囲と調和する力
 ⑥発想力、想像力
 ⑦心の安定、幸福感、充足感
 個人の向上により、組織としてもレベルが上がってくる。

・仕事など作業中に、悩みごとやケータイの通知音、話しかけ              られたりでなかなか集中できない。そこでマインドフルネスが活躍する。
・現代人のストレスのほとんどは人間関係が原因だそう。人と の間で生まれるストレスを劇的に解消、防止してくれるのがマインドフルネス。


3なかなか集中できない?


・締め切り間近に起こる瞬間的な集中力→ハイストレス、健康に悪影響
 →リラックスしながら集中したい!
・そもそも集中力があるってどういうこと?
 →他のことが気になり、百回それても、千回それようとも、集中すべき対象に注意を戻すことで集中し続けること。

 

4マインドフルネスの具体的な方法


 簡単に言うと「瞑想」なので、あらゆる方法があります。一番の目的は、「『今、ここ』の自分の感情や行動、思考に瞬時に『気づき』、客観視して適切な判断をする」ことです。
 日頃の行動の中ですべてにおいて意識して行動していてはそれこそ生産性の低下につながります。私たちは自動操縦と通常操縦を使い分けているわけです。自宅から出かけるとき、一歩一歩意識しながら歩きませんよね?マルチタスク(同時に二つのことを行うこと)は自動操縦でなければできないのです。
 普段の会話でもほとんどが自動操縦だと思います。己の感情に任せて無意識であるからついカッとなると強い口調で言ってみたり。怒っても意味がないと分かっていてもつい口にしてしまう。
 マインドフルネスはこのような自動操縦の無意識な部分への気づきによる客観視ができるようになり、いつでも冷静に、ストレスをアウトプットすることなく鎮められる力が身に付きます。


5コミュニケーション能力を高める  


・『することモード』~行動を自動化→行動の効率はいいが、予想外のことが起こるとストレスに。
『あることモード』~評価や判断は一度手放し、物事を冷静に客観視
           →適切な判断ができる。
→マインドフルネス・トレーニングは、「あることモード」へスイッチするための練習
・『原因』に着目→何がダメ?誰が悪い?  ネガティブ思考→ストレスホルモン分泌
 『解決策』に着目→理想像を描く、挑戦  ポジティブ思考→快感ホルモン分泌
・マインドフルなコミュニケーション
① 「そうなんだね」と相づち(ひとまず自分の意見は棚上げし         て、「あることモード」へ)
② 発言の欲が出たら、自分の感情を客観視して観察。すると気持ちの高ぶりが鎮まる。
③ 相手の求めているモノを把握(心の声を聴く)
④ 自然と適切な伝え方になる


6AI時代に求められるのは「マインドフルネス」


ドッグイヤーからマウスイヤーの時代に。
 (犬は2年で繁殖可能→マウスは50日で繁殖可能)
時代の変化は加速している‼
・これからは『気づく能力』と『棚上げ能力』がある人が生き残る。
 →これらを養う一番の方法が「マインドフルネス」


感想

 

 心理学的な分野の書籍を初めて読んだ私にとって、感動モノでした!
 今まで集中力とは何かを勘違いしてました。前までは何か作業するにもなかなかできず、その原因が分らぬままストレスフルでした(笑)
 ついこの前読み終えたのですが、実際に私はすでに尋常じゃないくらい効果を実感しています。マインドフルネスは瞑想であり、誰でも気持ちがあれば即実践できるものであり、その恩恵は計り知れないものがあります。冒頭でも記述しましたが、マインドフルネスは大企業がこぞって取り入れているスーパーエリートを作るトレーニング法です。明らかにストレスが軽減されて気持ちが軽くなるのが実感でき、生産性の向上、作業の効率化を図るための最も最適なツールだと、読み終えて感じています。 
 人生をより良いものにするために必要不可欠なスキルです。この記事をご覧になって下さり、少しでも興味をもったら、是非手に取ってみてください。
 
 最後までご覧いただき、ありがとうございました!

思考を整え集中力を高める練習:世界のエリートがやっている「マインドフルネス」の秘密
 

 

 

書籍「池上彰のお金の学校」レビュー

池上彰のお金の学校

 

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

 

 

 読書メモ

1、お金に対する基本の知識について
  • お金はもともとは物々交換のためのツールにすぎなかった→交換手段だからこそ使ってこそ意味がある。
  • 日本銀行の役割は「銀行のための銀行」「政府の銀行」「紙幣を発券する発券銀行」の3つ。
  • 現代において金(きん)に代わる「価値のあるもの」は「国債」であり、「発券済み国債の量」によってお金を発行する量を決めている。
  • 金利」=「我慢料」と「レンタル料」であり、金利を得るためには我慢をする。だから、好景気には金利は高くなり、不景気には金利は低くなる。
  • 短期金利」=「コール市場」で使われている金利。世の中のあらゆる金利を決める際の基本となっている。
  • 長期金利」=代表的なものは10年物国債。発行済みの国債の売買状況によって決まる。国債の価格が上がる→長期金利は下がる。
  • 「金融緩和」=お金が流れやすくなるように市場にたくさんのお金を流通させること。
  • ネット銀行は店舗がいらない(賃料や人件費、光熱費がいらない)のでその分高い金利をつけることができる。

2、株について
  • そもそも株とは株式会社が資金を集めるために発行する証明書のこと。
  • 株の売買を会社と投資家の間に入って行うのが証券会社。
  • 「上場」=株を市場においてもらうこと。上場していれば自分たちの希望した価格とは違うかもしれないけど、とにかく値段が付き、可能性が高くなる。
  • 日経平均」=日本経済新聞社が独自の基準で選んだl企業225社の株式の平均をとった指数。
  • TOPIX」=株式市場の全体を見るための指標の一つ。東証一部に上場されている企業の時価総額、つまりその時点での株の値段と発行されている株式の総数を掛け合わせると、その会社の値段が出てくる。その時点における会社の価値を「お金」に換算したら、いったいいくらになるのかわかる。そうして換算した一部上場企業の時価総額をすべて足し合わせたものを、過去と比較した指数がTOPIX
  • 株価が上がるということは、社会的な信用度が高くなり、新株の発行が有利に行える。
3、FXについて
  • そもそもFXとは、日々動いている通貨の交換レートの値動きに投資すること。
  • FXは数ある金融商品の中で最もギャンブル性の高いもの。レバレッジをかけることができるから。
  • レバレッジ証拠金取引)では、株価が値下がりして証拠金がゼロに近づくと証券会社から「証拠金を積み増してください」と言われる。→できなければ強制的に売買されて終了。=ハイリスクハイリターン
4、保険について
  • 保険とはリスクに備えた助け合いのシステムである。1人でお金を貯めるとリスクは100パーセント、2人だと50パーセント、100人だと1パーセント・・・(大数の法則
  • 年金は、長生きするリスクに備えた保険。日本全体で経済的に自立できない状態で長生きしてしまうリスクに備えるもの。
  • 大数の法則」を最大限に利用した形が国全体で積み立てる保険。日本は国民皆保険制度を採用しているので、みんな健康保険に入る。

レビュー

以前から池上彰さんの本はとても読みやすいと感じていたので今回この本を読んでみました。すると、本当にとても分かりやすかったです(笑)。

 まず、この本はとても基本的なことがしっかりと書かれています。ですので、知らない語句があるまま読み進めるということがなく、すらすらと最後まで読むことができました。説明の中では、身近なものが例として紹介されているので理解しやすかったです。中でも一番納得したものは、「NHKの受信料」に関するものです。考えてみれば、なぜNHKだけ受信料をとるのか…と思っていましたが、実はNHKの受信料は「受益者負担」なんですね。受益者負担とは、簡単に言うと、そのものを利用する人だけが料金を支払うシステムです。戦後テレビ放送が始まりましたが、テレビを持っている人はほんと一部にすぎませんでした。その時は、テレビを持っている人から受信料を徴収すればよかったのですが、その後、受信料を支払わなくても番組を見ることができる民放が登場しました。これはいわば無料で走れる高速道路のようなものです。そこで人々は「なぜNHKだけに受信料を払わなければいけないのか」と不満を持つようになりました。特に最近では、スカパーやWOWOWなどはお金を払っている人しかその番組を見ることができないので、よりいっそうNHKにお金を払う意味が分からなくなりますよね。そこでNHKも、お金を受信料を払っている人だけが番組を見れるようにすればいいと思うかもしれませんが、そうなると今度は国の緊急事態の時の放送が見れない人が出てくる、などの問題があるそうです。

 このように、さまざまな問題がこの本では取り上げられていますが、私はそれらの問題を解決していくためにも、国民一人一人がもっと「お金」についてよく知る必要があると感じました。他人任せになっているから、いつになっても問題が解決しないのだと思います。私もまだまだお金に関する知識はないので、これからもたくさんの本を読んで、知識をつけていきたいと思っています。

 税金や保険、株など、まったく知識がない人でもこの本はとても役に立ちます。お金に関する本を読みたい、と考えている人がいましたら、ぜひ最初の1冊目におすすめしたい本です。

 時代がさまざまな形で変化していますが、「お金」もこれからどのように変化していくのか、とても楽しみです。そしてその変化に対応していくことが大切だと思います。

 

 
 
 
 

書籍「考具」まとめとレビュー

 

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 

 

 2018年も既に12月。こちら青森県では雪がすごい!これから毎日雪かきですよ!

 

 最近スマホに新しく入れたApp「news pics」という有料ニュースアプリ。その中の記事で紹介されていた一冊です。

 特に起業家の方にオススメだそうですよ!

 

 要点メモ、そしてレビューしていきます。

 

 

 

1.「イデア」「企画」を考えるとは?

・不平不満の愚痴はイデアの芽

  「ここがだめだ。」を「○○の方法に変えてみるのはどうだ?」

   これは素晴らしいアウトプット

・「WHAT」と「HOW

  夢(目標)を決め、カタチにするチカラ

  ↑what     ↑how

・量が質を生む

 ふと思いつくなんともくだらないアイデア、なんとなくで、頭の中で消滅させていませんか?思ったら紙に書き出してみましょう。

 『アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない』

  →全てが新しいアイデアでなくてもいい

 

2.考具を駆使してアイデアを量産しよう!

 タイトル「考具」ですから、そりゃもうたくさん考具が紹介されてました。

(因みに、「こうぐ」って入力しても「考具」が出てこないからかなり面倒(笑))

詳しくは購読して、自ら実践してみましょう!(本当に気軽に使えるものばかりなので是非読むことをオススメします)

 

・どうしたら“必要な情報”が入ってくる?インプット

ひとつ私が気に入った考具を紹介します。

・「カラーバス」

 今日の自分のラッキーカラーを決めます。自分で決めて構いません。なんとなーく今日は〇色だな。という感じで。

 生活の中で、例えば街を歩いている時、電車に乗っている時に、モノではなく「」に注目して周りを見てみてください。日常でこれまで「モノ」で関連させていたのを「」で関連させるとどうなるか。

 枠にとらわれない幅広いジャンルの中から色で関連づけることで、今まで縁の無かったモノの出会いがあります。モノの見方の視点を変えることで新たな発見が生まれます。

 緑色は集中力を上げる効果があるといわれていますが、意外と集中力の向上を図った緑色の施しが、私の日常生活内の至ることにあることに気が付きました。学校や職場、ミーティングルームなどのカーテンが緑色なんてのはよくあるんじゃないでしょうか?

 

・アイデアが拡がる考具

 とにかくアイデアを貯め込んでおきます。そこから必要なものを取り出してまた新たなアイデアをどんどん拡げていくことができます。

 

イデアを企画に(実現可能なものに)収束させる考具

 自分が考えた企画が会社に生きる事ほど嬉しいことはない!(笑)

 企画のプレゼンの仕方まで詳しく書かれていました。

 

時には「スパイス」を効かす!

 ・とにかくアウトプットし続ける!

 ・世の中はGive&Take!!!

  →自分からプレゼントすることで相手から貰える。

  →思いついたことは誰かに話そう!

 

自分だけの『考具』を見つけよう

 現代、情報収集手段はほぼ無限じゃないですか?

 情報メディアプロダクトに加え、「人」や「空気」などリアルな環境も『考具』になりえます。

 

◎アイデアのヒントは至る所にある。私たちが発見できるかどうかがカギ。

 ヒントたちを探しているか見つけようとしているかがポイント!!

 

レビュー

 私は「考具」を読んでから、明らかに以前よりも視野が広くなり、小さなことへの気づきが増えました。より今の生活に喜びを感じています。

 「考具」を使えば、間違いなく見る世界が変わります。小さな気づきの積み重ねだと感じます。もっと感性豊かな人になりたい!

 

 どうでしたか?

 少しでもあなたの人生の参考になってくれれば嬉しいです!

 読んでいただきありがとうございまいた。

 

 

 

 
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