頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく チサン・チョードリー著 レビュー
頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく チサン・チョードリー著
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ユダヤ人も華僑も凌駕する「ジュガール」の法則
著者のサチン・チョードリーさんはインドから日本に来て仕事をするも言葉の壁や差別などを受けていた。
しかし、印僑の大富豪から「ジュガール」の教えを受けたことが大きな転機に。
今ではインドだけでなく日本でも数々の事業を成功に導いている実業家。
そんな著者が教えている「ジュガール」の法則。
中でも取り入れたいと思ったのはお金に対する考え方。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
ネガティブな考えが無駄に自分を苦しめている。
お金の問題もシンプルに考えると解消される。
重要なのは、失敗を恐れず「いざとなればなんでもできる」という気持ち。
日本人は特にリスクを取らない傾向にあると思うが、ジュガールでは「失敗するリスク」よりも「やらないリスク」を回避する。
また、お金は「友達」のように大事なものである。
今まで読んだ本でもしょっちゅう言われてるのが、日本人はお金を「悪」だと思っていること。
お金の話ばかりしていると意地汚いと思われるし、お金持ちには裏で悪いイメージがもたれたりしてしまう。
みんなお金は好きなのに。😂
お金は人間関係と似ていて、いくら友達がいても困らないように、いくらお金があっても困らない。
また、「誰かを嫌いに思っていると、その人からも嫌われる」というのがよくあるが、お金も同じ。
お金を「悪」だと思っている人にはお金は寄ってきてくれない。
日本のお金に対する教育もそう。
"印僑の子供達は、お母さんに、お金に対して次のように言って聞かされています。
「ほら、あのお金持ちを見なさい。あの人は投資をして財を成したのよ。すごいわね。」
印僑の人間は、お金をたくさん持つことを「良し」としている。"
「お金がなくても、愛さえあれば幸せ。」
と日本人はよく言っているが、日本人の離婚原因の上位には、「生活費が足りない」「浪費癖がある」などがランクインしている。
さらに、日本での自殺の動機の第2位は「経済的な理由」。
"お金をたくさん持っていることが悪いことではなく、むしろお金がないことが悪い状況を生んでいる。"
読んだ瞬間から今の生活に取り入れることができる法則がいくつもあります。
うまくいかないことがある人は1度読んでみては🇮🇳🇮🇳🇮🇳